2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

侗庵新論

侗庵新論は海防臆測と並ぶ侗庵の代表作です。1825年~1844年(37才~56才)の20年間に渡って書いた著作で、本編160篇、追記31篇の合計191篇という膨大なものです。テーマも多岐にわたっています。従って海防臆測や壺範新論のように一度に全篇を投稿するので…

壼範新論

壼範新論は1815年、侗庵27才の時の論文です。壼とは女性、範とは手本とか模範という意味ですので、壼範新論とは新しい女性の道徳論といった意味になります。従来の儒教の女性道徳論に異論を述べたもので、本論十篇と追記六項目から成ります。本論の目次を現…